人の印象というのは会ってから数秒で決まってしまい、その時の印象は後で挽回するのはなかなか大変です。それは職場でお局さんに対してのことでも同じことが言えます。特に初出勤の日や、新人時代は気を使うことが求められます。せっかく入社できた会社だからとか都心へ通勤するのだからと、とっておきのブランドもののバッグや時計を身に付けたい気持ちはよくわかりますが、そういった高価な品に目ざといのが女性の特徴の一つです。先輩方の神経を逆なでしないようにしましょう。通勤の洋服も、流行を追ったものやオシャレすぎるものは休日に楽しみ、通勤着は通勤着として割り切って地味な洋服を着る事もおすすめです。逆にお局さんの持っているブランド物や洋服を「素敵ですね」とか「センスがいいですね」と褒めることは大切です。褒められて嬉しくない人間はいないので、少しくらい大げさに褒めても大丈夫です。
また、もう一点心がけたいのが、私はあなたの味方ですよ、とか、あなたのことを頼りにしていますよとアピールすることです。誰かに頼りにされると、どうしてもその人の事を憎む事ができなくなるのが心情です。特にお局さんはダテに長く会社に勤めているわけではないので、実際に頼りになる存在です。仕事を教えて貰ったり質問に答えて貰ったりと何かお世話になった時は、「ありがとうございます」と感謝の意を表しましょう。挨拶はすべての人間関係を潤滑にする魔法の言葉です。旅行に行った際や休暇の後には、お菓子など高価でない土産を買うなどの心配りも大切です。